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  • 2025.2.25

    トミヤママチコのブログ

    パーソナルカラーの疑問

    『パーソナルカラーの都市伝説その2』 トミヤママチコのパーソナルカラーBLOG

    パーソナルカラーの都市伝説 その2

    やっぱりパーソナルカラーは変わります。「都市伝説の裏側に迫る!」ということで、その第2弾です。

    「一回見たら一生変わらない」と、意外に幅広く信じられているパーソナルカラー。しかし、いくら理論的に成り立たないと屁理屈?をこねても、なかなか信奉者を納得させるまでには至りません。

    そんな状況下、面白いハプニングがありました。毎週行われる協会のトレーニング講座では、受講生のために無料の診断モニターを募集しています。これが非常に人気ですぐに定員が埋まるのですが、ある日モデルさんが突然キャンセル(ドタキャン)をしてしまいました。

    困っていると講師のAさんが「私がモデルになる!」と大胆な提案をしたのです。最近自分の似合う色が変わってきたような気がすると言うのです。

    私が所属する新パーソナルカラー協会には、第一線で活躍するカラリストが多数在籍しています。Aさんもその一人で、高いスキルを持つベテランカラリストです。

    受講生もスタッフも興味津々で、さっそく診断が始まりました。

    Aさんの今までのデータ

    • Aさんが生来持つボディカラーはイエベ、中明度、他の属性はわかりにくい
    • パーソナルカラー診断を30代で受け、現在50代。
    • 30代の診断結果:
      • ベース: イエローベース(以下イエベ)
      • 明度:  中~低明度
      • 彩度:  中~高彩度
      • 清濁:  濁色
      • シーズンカラー: 秋の範囲

    診断の理由 <色相>イエベの血色を増して見える効果、肌が張って見える効果はOK。ただしそれほどの黄みの強さはいらない。イエベの中でも少し青みよりの色が似合う。

    <明度>中~低明度は輪郭が引き締まり、線や影も目立たない。ディープトーンのような暗清色は似合う。明るいとぼやけてしまう。

    <彩度>中~高彩度の方向が似合う。高彩度に負けない。

    <清濁〉濁色の質感は奥行きが出て似合う。

    その頃のAさんは、健康的・はつらつとしている・堂々としている、印象でした。

    診断が始まり4〜5枚のドレープ(テストカラー)を胸元にあてていくうちに、私は思わず天井を見上げてしまいました。Aさんも「ね」とアイコンタクトを送ってきました。参加者のカラリストたちは、以前Aさんの診断をした人も初めての人もいました。1時間ほどかけて診断を進めた結果、全員が同じ範囲の色調域に一致しました。

    今回の診断結果

    • ベース: ブルべ
    • 明度: 中~高明度
    • 彩度: 中彩度前後
    • 清濁: 濁色
    • シーズンカラー: 夏の範囲

    診断の理由

    <色相>ブルべ。肌色をすっきり見せ、輪郭が収縮して見せる効果が良い。以前感じられた色ムラは見えない。むしろイエベは肌の黄みが強調され、クスミやもたつきをもたらす。

    <明度>中~高明度。顔色が明るく線や陰が目立たない。明度が低くなると顔の線や陰が顕著に表れる。以前明るい色は膨張して見えたがしまったがブルべの効果で相殺される。

    <彩度>彩度の幅は広い。以前不得意だった低彩度方向も顔色全体をすっきりと見せる。

    <清濁〉濁色の質感は奥行きが出て似合う。ソフトな濁色の調和感は変化していない。

    パーソナルカラーとして適切と判断したのはAさんが「格段に洗練された印象」になったからです。以前の状況であれば今の印象はなかったと確信します。

    Aさん自身も同じ結論でした。経年と生活環境の変化が要因として考えられます。子育て時代には部活動の応援で屋外にいる時間が多かったのが、5年位前からは激減しているそうです。

    私は、肌の色や質感は経年、生活環境、その他の理由で変化して当たり前というのがクールな判断だと思うのですがいかがでしょうか?

    パーソナルカラーは「神」ではない、もっと普通な色彩調和法で基本だけは外さずにもっと柔軟にと、数十年しつこく思い続けています。

    この出来事以来、協会内では講師たちの間で再チェックブームが巻き起こっています。ちなみのAさん所有の【物】に関しては交換、略奪など周辺ではいろいろ企んでいるようです。

    再チェックのデータがある程度まとまったら、皆さんにもお知らせしますね。